韓国地域暖房公社向けの発電施設として設置予定
オートバイや航空機およびエネルギー関連などの事業を幅広く展開する川崎重工業株式会社は、韓国国営公社の韓国地域暖房公社向けに設置される蒸気タービン発電設備1基を、韓国のロッテ建設から受注したと発表。ロッテ建設への納入は、2017年1月を予定している。
ごみ固形燃料使用のバイオマス発電所用タービン発電設備
今回ロッテ建設から受注した発電設備は、発電容量21.99MWの蒸気タービンで、韓国光州広域市に新設する韓国地域暖房公社向けバイオマス発電所に設置される予定である。
同バイオマス発電所は、RDF(ごみ固形燃料)を燃料としており、発生した電力や蒸気は周辺地域向けに供給予定となっている。
分散型発電システムの受注拡販を積極的に推進
今回の受注は、同社の数々の実績と共に、同社が製造する蒸気タービンの優れた性能とライフサイクルコスト、そしてアフターサービスなどが総合的に評価され、受注につながったものである。
同社は今後も、需要拡大の期待がかかる分散型発電システムの受注拡販を推進し、エネルギーや環境ビジネスに関して積極的な展開をしていく方針である。
(画像は川崎重工業株式会社より)

川崎重工業株式会社 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/news/detail/20160120_2.html川崎重工業株式会社
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