ひょうごバイオマスecoモデルを紹介
兵庫県は、県内で先導的にバイオマスを利活用している取り組みの紹介などを行う『「農」のゼロエミッション推進大会』を、2016年2月17日に開催することを発表した。
大会の内容としては、2015年度「ひょうごバイオマスecoモデル」として選択された3件「大手小売業者等と連携した食品リサイクルループの構築」「バイオディーゼル燃料5%混和軽油の製造・普及」「有機性排水のメタン発酵によるエネルギー利用」の内容が紹介され、登録証授与式が行われることとなっている。
また、油藤商事株式会社専務取締役で全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会幹事の青山氏による、「広がれ!!バイオディーゼル~ガソリンスタンドはまちのエコロジーステーション」と題した講演も行われる。
申し込み方法等詳細については、兵庫県のホームページを確認のこと。
環境保護と地域産業の活性化を目指す
兵庫県では、国の施策に先駆けて、2005年に「兵庫県バイオマス総合利用計画」が策定され、県民・事業者・行政が連携してバイオマス総合利用のために様々な取り組みを実施してきた。
その後、2012年には、新たな目標や重点的取り組み等を定めた「新兵庫県バイオマス総合利用計画」を策定、その中で「農」のゼロエミッションを推進するための指針を示している。
また、「ひょうごバイオマスecoモデル登録制度」も、こうした取り組みの一環であり、兵庫県では、今後も、活力の低下が進む農山漁村地域に存在する多様なバイオマスを活用しながら、農山漁村の活性化や、地球温暖化の防止、循環型社会の実現を図っていく意向だ。
(画像はプレスリリースより)

兵庫県 「農」のゼロエミッション推進大会
https://web.pref.hyogo.lg.jp