コンパクトで高エネルギー効率を実現
電現ソリューション株式会社は、2016年3月2日から東京ビッグサイトで開催される第1回国際バイオマス発電展において、超小型バイオマス発電システム「Volter 40」を出展することを発表した。
「Volter 40」は、フィンランドで開発された、40キロワットの木質バイオマス発電システム。木質チップから燃焼ガスを取り出してガスエンジンを稼働させて発電する。
幅1.2メートル、長さ4.8メートル、高さ2.5メートルのユニットにガス炉から発電機までを収納しており、高いコンパクト性を示し、さらに、独自の技術力でさまざまな要因によるエンジン停止を回避し、高い連続運転性能とエネルギー効率を実現した商品だ。
同社は、超小型バイオマス発電システム「Volter 40」を市場に供給することにより、地域の森林資源をエネルギーに変換し、地域雇用創出を促進、日本の分散電源普及の促進とエネルギー自給率の向上に貢献していく意向を示している。
再生可能エネルギーに関する技術や知識が結集
バイオマス発電展は、バイオマス発電に関連するあらゆる装置や技術、サービスが一堂に出展される、再生可能エネルギー業界待望の展示会である。
日本のバイオマス発電の今後、電力小売全面自由化におけるビジネス戦略、風力発電事業の展望、水素社会、蓄電技術の最新動向などについての基調講演、経済産業省の担当者による新エネルギー・省エネルギー政策についての特別基調講演、バイオマス発電技術や林業との連携についてなどのセミナーも実施される。
その他、国際太陽電池展や、太陽光発電システム施工展、スマートグリッド EXPO、風力発電展などが同時開催され、再生可能エネルギーの導入促進に注目の集まる3日間となりそうだ。
(画像はプレスリリースより)

電現ソリューション株式会社 News
http://dengen.company/news/スマートエネルギーWeek 2016 出展製品
http://www.r-expo.jp/wsew2016/exhiSearch/FC/jp/