「コープエナジーなら」の家庭向けエネルギーサービス
「株式会社コープエナジーなら」は7月4日、自律分散型エネルギー利用への転換を目指し、太陽熱利用機器・太陽光発電・断熱ガラス等を家庭に普及させるための新しい仕組み「コープエネルギーサービス」を始めると発表した。
市民生活協同組合ならコープグループのエネルギー事業会社として2015年6月に設立した同社では、「ならコープのエネルギー政策」にしたがい、これまで県内5施設にて屋根を借用しての太陽光発電事業を展開している。
これは、ならコープの2016年度エネルギー政策として定めたエネルギーを「つくる・減らす・自立する」の基本3原則に基づくもの。そして同社は今回、新たに家庭向けとして太陽熱利用機器、太陽光発電システム、断熱ガラスの取り扱いを始めたもの。
太陽熱利用機器や太陽光発電システムを設置など
同社の事業は、単に設備機器の販売・施工を行うだけでなく、各家庭にとって効果的で快適な住環境につながる「エネルギー診断」を実施し、光熱費の削減相談や支払いプランの相談を受けるほか、機器・設備導入後の故障やトラブル等の迅速な対応を含めた生活者視点での対応をする。
「おひさま熱サービス」は、「太陽の熱エネルギーを利用してお湯をつくる」太陽熱利用機器を設置するもの。お湯が無料でつくれ、月々のガス代が1万円/月の家庭は、年間約30,000円の節約になるという。
「おひさま電気サービス」は、「太陽の光エネルギーを利用して電気をつくる」太陽光発電システムを設置するもの。昼間は太陽光で発電して自宅で使うため、月々の電気代が節約されるとともに、余った電気は電力会社に売電して家庭の収入になるとのこと。
このほか「エネルギー減らすサービス」は、つくったエネルギー(熱)が冬期に自宅の窓等を通じて外に逃げるのを防ぐ対策として、断熱ガラスを設置するもの。断熱効果により、暖房費等の節約につながるとしている。

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