大規模メガソーラー発電所向けパッケージシステムを開発
株式会社 Wave Energy(旧社名:株式会社ヒロセー)は、大規模メガソーラー発電所向けに2つのパッケージシステムなどを開発したと発表した。
開発したのは、大規模太陽光発電システムに対応した“SOLAR SPEC MEGA”、特高盤・高圧盤・パワコンの遠隔監視/制御システムに対応した“SOLAR WATCH”、分散型太陽光発電システムに対応した”SOLAR SPEC T”となる。
発電設備の全ての情報を取り込んだ“SOLAR WATCH”
発電所の大規模化に伴い、ケーブル使用量やサイズも太く長くなるため、損失も多くなって効率が落ちる。
このため、“SOLAR SPEC”のコンセプトを引き継ぎ、出力電圧を 22kV・6.6kVそれぞれに対応した“SOLAR SPEC MEGA”を新たに開発し、特別高圧受変電設備一体型大規模太陽光発電システムに対応した。
また、電力系統の停電時など連系解列した場合は、発電所まで出かけて再連系する必要があったが、“SOLAR WATCH”には発電設備の全ての情報を取り込んでいて、遠隔で異常有無確認やPCSの発停機能が使えるため、早期の復旧ができる。電力会社から停止要求にも即座に対応でき、売電損失を最小限に抑えられる。
さらに、小型分散型パワーコンディショナーに対応した一体化の分散型太陽光発電システムを開発した。この集電ブレーカーにはプラグイン型を用いていて、取付け・取外しが簡単な構造となっているほか、熱交換器の採用で盤内はクリーンで密封構造のため、塩害地域でも使用できるとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社 Wave Energy プレスリリース
http://www.wavee.co.jp/pdf/20160623.pdf株式会社 Wave Energy ホームページ
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