4か所の発電所で構成 発電設備容量は約8200キロワット
非鉄金属メーカー大手の三菱マテリアルは6月15日、同社と三菱UFJリースが折半出資するエルエムサンパワー株式会社(以下、エルエムサンパワー)が、福島県西白河郡矢吹町に矢吹太陽光発電所を新設し、同日より運転を開始したと発表した。
矢吹太陽光発電所は、北発電所、東発電所、南第一発電所、南第二発電所の4か所の発電所で構成されており、土地面積は合計で約10万3000m2、発電設備容量は合計で8284キロワットとなる。
太陽光発電所は、三菱マテリアルグループの社有地を活用
エルエムサンパワーは2013年より、三菱マテリアルグループの社有地を活用して、太陽光発電プロジェクトを進めてきた。
同プロジェクトにおいては、これまでに茨城県桜川市の真壁太陽光発電所、福井市の福井太陽光発電所、福岡県京都郡苅田町の鳥越太陽光発電所、宮城県栗原市の入釜太陽光発電所を運営してきた。
矢吹太陽光発電所は、同プロジェクトの5か所目となる発電所で、発電設備容量は、入釜太陽光発電所に次ぐ規模となる。また、5か所の発電所合計で土地面積は約33万m2、発電設備容量は24.7メガワットとなった。
三菱マテリアルは、持続可能な循環型社会構築のため、技術やノウハウ、同社の社有地活用によって、再生可能エネルギー事業に積極的に取り組む方針だ。
(画像はプレスリリースより)

三菱マテリアル(プレスリリース)
http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/info/2016/2016-0615