関西電力が首都圏の家庭などに7月1日から電力販売開始
関西電力株式会社は5月30日、首都圏※の家庭など低圧供給の顧客向けに、7月1日から電力販売を始めると発表した。
※首都圏
栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉・神奈川・山梨・および静岡(富士川以東)の各県と東京都(島嶼地域を除く)
首都圏では、同社グループの「関電エネルギーソリューション」などがこれまで、既に自由化されている特別高圧・高圧の法人分野で電力販売を行っていて、既に多くの顧客に提供している。今後は、一般家庭など低圧供給の顧客にも、お得な料金メニューや便利なサービスを届けるという。
ひと月あたり300kWh以上使用する家庭などは、お得に
「はぴeプラス」は、東京電力エナジーパートナー(東電)の「従量電灯B」に加入し、ひと月あたり300kWh以上使用する家庭などに、お得に電気を使える新料金メニューとなる。
料金以外も、WEBサービス「はぴeみる電」やポイントサービス「はぴeポイント」、暮らしに関するお役立ちサービス「はぴe暮らしサポート」を併せて利用できる。
また、WEBで電気代・使用量を確認できるほか、暮らしに関するお得な情報や便利なコンテンツを利用できる。そして、「はぴeみる電」の利用などでポイントが貯まり、200種類以上のアイテムや他社ポイントと交換ができる。
月の電気使用量が400kWhなら年間で約4,800円(4%減)に
このほか、水回り・窓ガラス・玄関の鍵のトラブル時に緊急で駆けつけるサービスと、飲食店や宿泊施設などの利用料金を優待価格で提供するサービスのセットが、月額300円(税抜)で利用できる。なお、販売開始キャンペーンとし、来年3月31日までの月額料金を無料にするという。
例として、東電の「従量電灯B」から「はぴeプラス」に変更すると、ひと月あたりの電気使用量が400kWhの場合は年間で約4,800円(4%減)、600Whの場合は年間で約11,000円(6%減)となるほか、年間で約1,000円相当の「はぴeポイント」が貯まる。さらに「はぴe暮らしサポート」の月額料金(最大2,700円分)が来年3月まで無料になる。
この申込みは、6月1日以降、同社ホームページで事前受付を行うほか、パートナー企業を通じて(準備完了次第)申し込める。なお、新料金メニュー・サービスの詳細などは、ホームページで確認できる。

関西電力株式会社 プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2016/0530_1j.html添付資料
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0414840_01.pdf関西電力株式会社 ホームページ
http://www.kepco.co.jp/